さよならも言えなかった夏

下川美娜( 下川 みくに ) さよならも言えなかった夏歌詞
1.二人のカメラ

作詞:下川みくに
作曲:Negin・DeSalvo

君といた季節を写した
沢山のフィルムを並べてみた

でも運命はイタズラで
思いもよらない扉を開ける

アルバムの最後に挟んだ
あの頃の写真が 舞い落ちた

笑う君の隣で 泣き顔の私
想い出は 壊れかけたカメラと
一緒にしまったはずなのに…

ホラ 窓を叩く朝の風が、今
変わり始めた時を告げる

数え切れない せつなさが
瞳の奥 よみがえる

涙をぬぐったら
素晴らしい明日が待っている
もう振り返らずに 今を歩こうと
心に誓った あの日

切り取った瞬間(とき)は
もう帰らない 帰らないから
カレンダーをめくり
Periodを打つよ

一人きり自分に 負けそうな夜は いつも
君の名前を呼ぶから 答えて欲しいよ

笑う君の隣で 泣き顔の私
想い出は 壊れかけたカメラと
一緒にしまったはずだったのに…

涙をぬぐったら
素晴らしい明日が待っている
もう振り返らずに 今を歩こうと
誓った日

誓った日
何度も…何度も…何度も…


2.さよならも言えなっか夏

作詞:下川みくに
作曲:下川みくに

二人で歩いた夏の日
波打ち際を裸足で
国道に上がる階段で
初めてあなたにキスをした

水平線を見てる背中を
何も言わずに抱きしめた

あれからどれくらいの時が
二人の間通りすぎたのかな
今でもあの潮風を
胸に抱いて 泣かないように
空を見上げた 夏の終わり

髪をなでる大きな手
耳元に残るぬくもり
いいことがありますようにと
あなたがくれた四つ葉のピアス

あなたがいない夏が来るたび
まだ胸の奥 疼くけれど

さよならも言えなかったね
後悔だけで言葉にならない
キラキラと凪いだ水面に写る私は
あの頃のまま 今年もまた
夏が終わる

この空に誓うよあなたへの愛を
もう届かない 愛でもいいよ でも
私が泣きそうな時
きっと助けてくれるよね…
夕暮れの空 夏の終わり


3.藍色の空の下で

作詞&作曲:浅田信一
編曲:sin


遠く静かに消えかかる 蒼き日々ひとしずく
ただ手を伸ばしていても 指の間をすり抜けるだけ

通り過ぎてく夏の日に 君の影見つめてる
今立ち止まってみても おぼろげなマボロシ

時はいずれ気ままに流れ やがてくるサヨナラが
君の瞳に揺れている

藍色の空の下で 僕たちは肩寄せ合い
花のように風に吹かれて カタチを成している

限りなく精一杯に 過去や未来を描き出し
君と共に映した景色を 両手に抱いて帰ろう

君が綴った携帯の メール独り読み返す
あ~ため息吐いても 戻らない歯車

季節変わり冷たい風が ガラス窓叩いても
花は胸で咲いている

月のない夜の下で 僕達つまずきながら
負けないように消えないように 孤独を分かちあう


夜明けには胸をはって 凛と明日を紡ぎ出し
君の隣過ごした日々を 心にとめて歩こう

藍色の空の下で 僕達は肩寄せ合い
花のように風に吹かれて カタチを成している

限りなく精一杯に 過去や未来を描き出し
君と共に映した景色を 両手に抱いて帰ろう


4.ubiquitous

作詞:下川みくに
作曲:Joey・Anthony

7月の午前4時
君からのMailで考えた
大切なものは目には見えないって君は言うけど
そうかな?

世界中どこにいたって
いつでも 私から会いに行くよ

つながってるよ いつだって二人
こんなに近くにいる
何も言わなくたって心で感じ合う
たった一人の My dear My love

すっかり眠れなくて
君のBlog全部 読み返した ねぇ
昨日の夜きっと あの曲を聴いて泣いていた
そうでしょ?

世界中 かけめぐるメロディ
つなげて ひとつの歌にしよう

一緒にいるよ 離れていても
声が聞こえるくらい
信じて 何もかも今 生まれ変わっていく
同じ空の下 My dear My love

あの日二人で 約束した…
どんな時も 笑っていよう

つながってるよ いつだって二人
こんなに近くにいる
何も言わなくたって心で感じ合う
たった一人の 世界に一人の My dear My love


5.キミの願い

作詞:下川みくに
作曲:松ヶ下宏之
編曲:NapsaQ


夢を心に 描き続けよう
大丈夫ちゃんと今まで乗り越えてきたんだから
明日に希望を膨らませて
大切な足あと殘して 新しい一歩踏み出そう

春の風が舞う毎日 新しい服に袖を通して
寢グセ直してねむい目こすって 今日が始まるよ

たとえ何が失敗したなら
泣くだけ泣いて それは今日でおしまい

夢を心に 描き続けよう
大丈夫ちゃんと今まで乗り越えてきたんだから
明日に希望を膨らませて
大切な足あと殘して 新しい一歩踏み出そう

一人ぼっちの公園で 子供達の笑う聲がする
あの春の日においてきた 時計が回り出す

別れはいつも突然だからね…
でも決めたんだ 二度と負けない 強くなる

夢に向かって 真っ直ぐ進もう
駆け抜けたその先にほら 太陽が微笑む
切ない夜も 涙の朝も
全てはキミが信じた未來のために輝くよ

キミの願いは 誰かのために…
ほんの少しずつでいい 葉えてゆけるはず

夢を心に 描き続けよう
大切な足あと殘して 新しい一歩踏み出そう


6.my home

作詞:小林夏海
作曲:森元康介

夕暮れの蝉時雨と長い坂道
「おかえり」と歌うように風が笑った

オレンジに染まる懐かしい空は
息を飲むほど広くて涙があふれた

帰る場所さえあれば
人は自由になれる
昨日と今日を繋いでる
大切なIt's my home

ビル風に流されては立ち止まる日々
好きだったあのメロディ口ずさんでみる

夕立の後に咲いた花の色を
誰より先に見せたい相手がいるから

帰る場所さえあれば
人は優しくなれる
今日と明日を繋いでる
大切なIt's my home

星さえも見えない夜も
灯りともした窓が
たったひとつの目印
やっと気が付いた…It's my home

帰る場所さえあれば
人は自由になれる
昨日と今日を繋いでる
大切なIt's my home


7.南風

作詞&作曲:浅田信一
編曲:西川進


心描き出す地図上の未知なるフロンティア
扉開いたら道は続いているよ

独り頼りなく背伸びしてみるユートピア
夢見るくらいなら構わず探しに行くよ

埃巻き上げて 君の街へ
空と大地が重なるルートで

走る南風に乗って 蒼く染まる風を切って
心ごと駆けだしているんだ

真昼の月を追い越して 昨日とは違う世界へ
どこまでも走り抜けてくあの風のように

時が目覚めだす希望に満ちたアイデア
詩に紡いだら飾りも捨てて行くよ

光舞い散れば胸が騒ぐ
雲と緑が溶けてくスピードで

揺れる後影追って 決して二度と逃げないで
答えならひとつじゃないさ

香る夏の花が咲いて やがて降りそそぐ未来で
新しい君の笑顔に出会えますように

体伝う汗をふいて 渇くのどを潤して
迷いさえ振り切って行くんだ

走る南風に乗って 蒼く染まる風を切って
心ごと駆けだしているんだ

真昼の月を追い越して 昨日とは違う世界へ
どこまでも走り抜けてく あの風のように
あの風のように...


8.Bird-album mix-

作詞&作曲:下川みくに
編曲:sin


一瞬夢をみた...
あなたが笑っていた
いくつもの夜越えて
今やっと辿り着いた

ねぇ あの空の果て
何があるの?
あなたが向かう場所へ
導いて下さい

I sing for you
いつか 風になれ 夢追いかけて
あなたのため 生きる強さ
この私に 授けて下さい

あなたからの手紙
夏の匂いがした
旅に疲れたときは
私の名前呼んで欲しい

なぜ すべての命
かぎりあるの?
それでもあきらめずに
明日へ向かってく

I sing for you
今も 同じ空見ているから
あなたのため 生きる強さ
この私に 授けて下さい

たとえば 路傍の上
誇らしげに咲く花
光が射す方に向かって
負けないように 手を伸ばしてく ずっと...

I sing for you
今も その胸に 夢はいますか?
なくしたもの 手にしたもの
もう泣かないで 抱きしめればいい

You make my dreams come true
そしてまた 歩きだそう
もう一度だけ 羽ばたくから
この翼に 風をはらんで

あなたのために 生まれ変わるよ...


9.もう一度君に会いたい

作詞:下川みくに
作曲:Gajin
編曲:西川進


さよならはいつも急に
そよ風のようにやって来る
少し強がる君の笑顔に
涙こぼれた日

きっと君は今日の日も
真っ直ぐ明日を見てる
風が吹くあの丘に咲いた
向日葵のように

どんなに遠く離れていても
この歌声が君に届くように
涙がずっと止まらない夜
君の窓を照らす月になりたい

また必ず 会えると
そう思うから...

君のあたたかい掌
差し出した手を包んだ
私、決して忘れないから
あの優しい日々

出会った理由も
別れた理由も
今は心の中 強く抱いて
信じているよ
願っているよ
君がいつかの夢に届くように

あぁ もう一度 君に
会いたいなぁ...

夕立の後 街中が綺麗に見えるなら
きっと涙の数だけ人は キレイになる

ひとりひとりに行く場所がある
その場所でもう一度出会うように...

どんなに遠く離れていても
この歌声が君に届くように
涙がずっと 止まらない夜
君の窓を照らす月になりたい

また 必ず 会えると そう思うから...


10.アルタイル

作詞:下川みくに
作曲:松ヶ下宏之

19の頃見てた夏の星座は
あの頃の変わらず 今夜も瞬いてるけど…

いくつの出会いや いつくの別れがあった
でもこんな自分は 想像もつかなかった

いつでも一緒にいてくれた
君の笑顔のおかげで 優しくなれた

7年後の自分 どんなことしてるかな?
小さな命を この胸に抱いているかな?

流れ星が夜空を 横切ってゆく
まるで砂時計が 時を刻むみたいに

これから いくつの出会いが
私を待っているのだろう そう思うから

あの頃 形もなかった
夢が私を今でも 支えてるから


11.さよならの終わりに

作詞:5963 Production
作曲:5963 Production

さよならという言葉は
短いけれど
そこに込めた想いは
永遠に等しい

あなたの姿探した
夕暮れのアトリウム
心の奥灯した
ほんの小さな光を今も忘れないよ

二人が出会ったその理由は
傷つけ合うためじゃなく
お互いに足りない何かを分け合うためだった
ずっと逢いたくて ただ逢いたくて
涙がこぼれる日も
今は 想い出を胸に抱いて 歩いて行こう

人はそう段々に
愛を失い
そして人を愛することに
目覚めてくのかな?

何もかもなくして
振り返ったその時
燃え尽きた心にある
ひとつの想い 信じてみよう もう一度

二人で見た夢 今はまだ
言葉には出来ないけど
想い出に変わるまでは そう 失くさないでいて
いつも大好きで ただ大好きで
一人ぼっちの夜も
あなたは言ってくれた
「自分らしく生きればいい」と

あなたと見つけた まばゆい時間は
もう二度と帰らないから
感じられたことの すべてを 忘れないでいて
ずっと逢いたくて ただ逢いたくて
涙がこぼれる日も
今は 想い出を胸に抱いて 歩いて行こう